経産相に宮沢洋一氏、法相に上川陽子氏

2閣僚辞任を受け後任を決定

 10月20日、安倍晋三首相は経済産業相を辞任した小渕優子氏の後任に宮沢洋一参院議員(写真)、法相を辞任した松島みどり氏の後任に上川陽子元少子化対策担当相を起用する人事を決めた(2014年 ロイター/Yuya Shino)

[東京 20日 ロイター] - 安倍晋三首相は20日、経済産業相を辞任した小渕優子氏の後任に宮沢洋一参院議員(自民党政調会長代理)、法相を辞任した松島みどり氏の後任に上川陽子衆院議員(元少子化対策担当相)を起用する人事を決めた。2人の女性閣僚が辞表を提出後、その日のうちに後任人事を確定させ、早期の体制立て直しに打って出たかたちだ。

首相は宮沢氏の起用について「政策通であり、税のプロでもある」と述べるとともに「その経験、知識を生かして成長戦略を進めてほしい」と語った。

また、上川氏の起用に関しては、豊富な国際経験などを重視したことを明らかにした。

宮沢氏は首相官邸で安倍首相から経産相就任の要請を受けた後、記者団に対し「大変大事な役職であり、成長戦略、エネルギー関係の問題あり、本当に身の引き締まる(思い)。私で務まるのか、と思っている」と述べた。

また、九州電力<9508.T>川内原発の再稼動に関しては「まだ事務方から詳しい話を聞いていない。その辺を聞いてから話をしたいと思う。規制委員会の判断はもちろんあるが、地域の方の意見は非常に大事だと思う。そういうことになるのであれば、いろいろな話し合いを持たせていただきたい」と述べた。

宮沢氏は、参院・広島県選挙区の選出で当選1回。2000年6月から衆院・広島県7区で連続当選3回。長く自民党税制調査会で活動し、「税のプロ」と評され、マクロ経済政策に精通している。現在は同党政調会長代理。宮沢喜一元首相の甥で、首相首席秘書官も務めた。

上川氏は、大学卒業後に三菱総研研究員を経て、米ハーバード大学ケネディスクールで政治行政学修士号を取得。2000年6月に衆院・静岡県1区から初当選。第1次安倍改造内閣で少子化対策担当相に起用され、第2次安倍内閣で総務副大臣に任命された。

 

(伊藤純夫 田巻一彦  編集:宮崎亜巳)

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