「スマートカー」を制すのは、人工知能の覇者

各社こぞって開発、2020年に勝つのは誰だ

米IT大手のグーグルが2010年に2代目プリウスをベースにした自動運転車を発表した際、世界の自動車メーカーに大きな衝撃が走った。

そのインパクトの大きさを裏付けるかのようにダイムラー、アウディ、ボルボ、GMなどの欧米勢に加えて、トヨタ、ホンダ、日産などが今後数年以内に自動運転車の実用化に漕ぎ着けようとしている。

大手自動車各社がこれほどまでにグーグルの「自動運転車」に敏感に反応したのはなぜなのだろうか。

グーグルが「自動運転車」開発を続ける意義

当記事はFUTURUS(運営:ターゲッティング)の提供記事です

そもそもグーグルが「自動運転車(Self Driving Car)」を手掛けることになったのは、開発に携わる中心人物のセバスチャン・スラン氏が18歳の時に親友を交通事故で失ったことに起因している。

米独立系シンクタンクEno Centerが「路上における交通事故のほとんどが人的要因によって発生しており、自動運転車が米国全体の10%普及するだけで交通事故と負傷者が半減、経済効果が約2.4兆円に上る」と発表したこともその背景にあるようだ。

とはいえ、IT企業のグーグルがその後も莫大な資金を注ぎ込んで自動運転車を開発し続けている背景には、同社が持つ「ソフト開発」技術を生かして自動車事業に参入しようとする戦略が潜む。

次ページグーグルの先を行くのは……
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