自分の成果が会社の未来に直結すると書かれていますが、まったくもってそのとおりです。だからこそ、自分独りで悩みを抱え込まずに早め早めにシェアする、そして足りない箇所を補ってもらう、という行動が必要です。
多くの場合、人は決して独りでは成長できません。仕事はチームワークでやるものです。先ほどベンチャーの社長はビジネスにいちばん詳しい人だと申し上げましたが、できる人がすぐそばにいるからこそ、その経験やノウハウを積極的にダウンロードしてもらうことが可能なのはベンチャーならではですし、ぜひやるべきです。
自分としてはまだあまり付加価値を出せないということでしたら、すぐに社長に相談して方向設定をしてもらうのが重要です。ただ、その場合も、自分にはどこが足りないと思うのかを明確にして話をするかどうかによって、相手の反応も異なりますので、まずはご自身の行動の棚卸しを通じて自分自身の反省を行うということが求められます。
「守・破・離」の教え
そもそも営業としてサービスや商品を売ろうと思ったら、自社のサービスなりを誰よりも詳しくならないといけませんね。
では誰に聞くべきか、これまた社長に聞くのが近道です。まずはマネでもよいのです。そこから徐々にご自身のオリジナリティを出していくことで、仕事が徐々に洗練されてきます。武道でいうところの「守・破・離」の教えのとおりですね。
その一方で、慣れてくれば逆に社長に足りない部分は何かを考え、ご自身が補う努力をすることで、会社全体も前に進むスピードが上がります。
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