イオン、3―8月期は41%もの営業減益

通期予想達成は高いハードル

 10月3日、イオンは2014年3―8月期の連結営業利益が前年同期比41.2%減の433億円と大きく落ち込んだと発表した。昨年1月撮影(2014年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 3日 ロイター] - イオン<8267.T>は3日、2014年3―8月期の連結営業利益が前年同期比41.2%減の433億円と大きく落ち込んだと発表した。今夏の天候不順や消費増税後の消費の変化に対応できず、主力のGMS(総合スーパー)などが不振だった。2015年2月期の業績予想は据え置いているが、達成のハードルは高い。

岡田元也社長・グループCEOは会見で「消費増税後の戦い方が、相対的に不十分だった。競争激化に対して現場の反応が遅かったり、対応を実現するだけの能力が本部に不足していた。厳しい内容だった」と振り返ったものの、下期は、価格政策の強化や経費のコントロールも的確に行うことから「業績は底打ちだと考えている」と語った。

GMS事業の営業赤字幅拡大

3―8月期の連結営業収益は、国内外の新規出店やダイエー <8263.T>の連結により、同15.1%増の3兆4315億円と伸長した。ただ、各利益段階では、大幅減益となった。当期利益は同91.4%減の20億円。

3―8月期のGMS事業は、131億円の営業赤字となり、3―5月期の38億円の赤字から、さらに赤字幅が拡大した。また、SM・DS・小型店事業も前年同期比52億円の減益で、営業利益は12億円にとどまった。

若生信弥専務執行役員・グループ財務最高責任者は、GMSやSMの不振について、消費増税や天候不順に加え、原材料上昇やガソリン価格上昇などのマクロ要因、競合の出店加速などを挙げた。

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