儲け主義と無縁の神宮にカープ女子の恩恵

12球団のホームグラウンドへ行ってみた<10>

球場訪問シリーズも残すところあと3回。今回は東京ヤクルトスワローズの本拠地、明治神宮野球場。甲子園球場の開場から2カ月おくれの1924年(大正13年)10月開場なので、間もなく満90歳を迎える。座席居住性、フード、グッズは断トツでワースト、トイレだけは京セラドームの方がひどかったのでブービー。空いていることが全てを癒す、5周半遅れのダメ球場である。

欲がない価格設定

東京ヤクルトスワローズの公式戦主催試合の観客動員数推移(上記グラフの単位は百人)。昨年は143万2000人で12球団中9位だった

この球場は筆者が20年以上に渡って定期的に通っている球場である。野村克也監督時代の1990年代はヤクルトが強くて個性的な選手も多かったため、年間20回近く通っていたが、西武ドームにも通うようになったここ数年は10回前後に減っている。

いつもは屋根が付いているネット裏上段の内野B指定(一般価格2700円、ファンクラブ会員価格2200円)で観戦しているが、今回の連載の取材のために買った席は1塁側内野A指定(一般価格3700円、ファンクラブ会員価格3200円)。座席は3番ゲート12段125番。観戦日は7月22日(火)で対戦相手は広島である。

この球場の座席配置は少々ほかの球場とは異なる。まず内外野を分けるポールの少し手前に選手が出入りする通路がある。選手はベンチ裏から帰ることが出来ず、1塁側、3塁側ともに内野スタンドの前を通って帰る。ポールからこの通路までの間が、内野席ではなく外野自由席。チケット価格も1600円(ファンクラブ価格だと1100円)とリーズナブル。

 
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