札幌ドームは広い!しかもウェブサイトが◎ 12球団のホームグラウンドへ行ってみた<7>

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札幌ドームへのアクセスは、地下鉄東豊線福住駅から徒歩(約10分)、シャトルバス、空港連絡バス、路線バスの4通りがあり、シャトルバスはJR白石駅、新札幌駅、地下鉄東西線南郷18丁目駅、地下鉄南北線平岸駅、真駒内駅からそれぞれ利用できる。シャトルバスの料金は100円とはいかず210円。

ちなみに旭川駅から旭川スタルヒン球場に向かうシャトルバスは、交通カードの読みとり機が対応できないので、現金なら100円だが交通カードだと230円とられる。

筆者は当日16時に空路で千歳に到着し、そのまま空港連絡バスに乗車。バス停は球場北ゲートの真ん前に止まったので、非常にラクに球場にたどり着けた。

だが、この時点ですでにゲーム開始40分前。入口で全員配布のユニフォームを受け取り、球場内のコインロッカーに荷物を押し込む。もらったユニフォームを着てにわかファイターズファンに早変わりしたら、ショップのチェックをする間もなくすぐに自分の席へ向かった。

コンコースは1階に殆どの店舗があり、2階との間は吹き抜け。1~2階を繋ぐ階段では、ファンががっつり腹ごしらえをしている姿が目につく。ビン、カン、ペットボトルだけでなく、食べ物も一切持ち込み禁止のはずなのだが、お母さん手作りの観戦弁当っぽいものを家族で突っついたりしている。

スタンドの広さに圧倒

スタンドに入ると、まずその広さに圧倒される。客席が切り立った絶壁のように見え、グラウンドはまさにすり鉢の底。器が大きいせいなのか、スコアボードがものすごく小さく見える。

筆者の席は前から24列め。横に14個並んでいる座席の文字通りど真ん中。だが、間に座っている人が皆荷物が少なく、しかも実に親切。通ろうとすると皆立ち上がってくれる。何かと不便な跳ね上げ式の座席だが、良さは「立てば通路が広がる」ことだ。一体型だと全員が通路へ出なければならなくなる。

座席のサイズは横39センチメートルに縦41センチメートル。けっこう狭いが段差は40センチメートルもあって、これだけあるとどんな大柄な人が前に座っても視界は遮られない。前後の幅80センチメートルは標準的で、座席の横幅が狭い割に、ハマスタのようなストレスは全くない。

ちなみに、この球場はスタンド内でものを食べている人が他の球場に比べて少ない。階段でがっつり腹ごしらえし、観戦に集中するということなのだろうか。

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