関西国際空港の挑戦[3]--免税店エリアが大変身、意外な売れ筋とは?

関西国際空港の挑戦[3]--免税店エリアが大変身、意外な売れ筋とは?

関西国際空港が出国ゾーンで展開する免税店エリア。ここでの物販で売り上げ1位は、断トツで化粧品だ。これは昔もいまも変わらない。では、関空の福島伸一社長が「新興勢力」と評する、最近の売れ筋をご存知だろうか。

1位は、なんと「炊飯器ジャー」。価格が3万円~4万円もする日本の高級製品が飛ぶように売れている。1日で65台売れたこともあった。2位は「粉ミルク」、そして3位は「紙おむつ」。日本製品は品質・安全性が高いため、中国人を中心とするアジアの観光客に人気が高いという。

 

 

関空は、免税店からのテナント料や物販に応じたロイヤリティ収入など、いわゆる「非航空系」収入強化の方針を明確にしている。

今年3月に、出国エリアの商業施設を大幅にリニューアルし、「KIXエアサイドアベニュー」として開業。面積をこれまでの1.5倍の5580平方メートルに、店舗数もこれまでの29店舗から41店舗に拡大した。

さらに、来年2月には新装第2弾として、中国人観光客向けに重点を置いた商業施設を拡充する計画である。

関空にとって、非航空系収入の拡大は、アジアのネットワーク拡充と並ぶ主要な経営課題の1つだ。非航空系収入は、関空の09年度売上高864億円のうち約6割を占めており、既に収益の柱となっている。

関連記事
トピックボードAD
人気連載
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • いいね!
トレンドウォッチAD
インテルの<br>パラノイア的技術経営

インテル中興の祖、アンディ・グローブ。数々の英断で、プロセッサー半導体市場で無双の企業を作り上げた。グローブの愛弟子である、インテル全盛期のトップが語る技術経営の神髄。