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「ISO39001」の認証を世界で初めて取得

車両管理を最適化させるには、車両の調達方法から社内管理規定の見直し、自動車保険の内容見直しなど、多面的な専門性やノウハウが必要になる。そのためGEキャピタルでは、現場のオペレーターの他にも法務やリスクマネジメント、メンテナンス、保険などの専門知識を持つ社員がチームを組み、あらゆる面で車両管理の問題に対応できる体制を整えている。同社のBPOサービスを利用している、ある企業の車両管理部門責任者は、「他社のアウトソースはマニュアル化された画一的なものだが、GEキャピタルは現状のプロセスをすべてマップ化して、どこにムダやリスク、改善点があるか気づかせてくれる」と、高く評価している。

GEキャピタルは2012年道路交通安全マネジメントシステムの国際規格「ISO39001」の認証を世界で初めて取得した。リース顧客の交通事故削減への関心は高く、それに応えるためだったが、GEキャピタル自身も約250台の車両のユーザーであり、自社の事故を減らすことも目的であったという。認証取得後、同社は運転する機会のある社員の運転記録をすべてとり、トップが積極的にコミットメントする体制をとった。その結果、事故は激減したという。もちろん、そこで得た経験やノウハウなども、顧客に惜しみなく提供されていることは言うまでもないだろう。

新サービス「フリートコンパス」を始動

さらに、今年の6月から「フリートコンパス」サービスが投入されたことにより、同社のトータルソリューションは一段と強力なものとなった。

GEは2012年、インダストリアル・インターネットという技術を開発した。同社が製造した航空機エンジンやガスタービンなどは全世界で稼働しているが、そうした産業機器の稼働状況を、インターネットを介してビッグデータとして集積して解析し、それぞれの機器の傾向や特性を読み取るのが、インダストリアル・インターネットの技術だ。この技術を使えば、機器の稼働率向上を図れるだけでなく、問題や故障が起きる前に現れる傾向などを読み取ることで、トラブルや故障の発生を防止することができるようになるのだ。

GEキャピタル
フリートサービス営業統括本部
営業企画本部長
篠田 辰伸

フリートコンパスはそのインダストリアル・インターネットの技術を応用したもので、日本のGEキャピタルが独自に開発し、自動車リースの分野では世界で初めて実用化したものだ。

「リース契約している車両のデータを収集し、お客様に分かりやすい形でご提供します。整備工場での点検や修理のデータも収集できますから、どの事業所のどの車がいつどのような事故や故障を起こしているかといったことも、わかります。しかもそういうデータをグラフなどの形でわかりやすく表示し、PCでもタブレットでも見ることができるのです」(同社フリートサービス営業統括本部 営業企画本部長・篠田辰伸氏)

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