生物多様性とは何か 井田徹治著

生物多様性とは何か 井田徹治著

現在、世界中で人間の活動によって生物多様性が深刻な脅威にさらされている。自然界においてある生物の個体数が減少したり生息地が縮小したりすると、近親交配が起こりやすくなり遺伝的な多様性が失われる。その結果、病気や環境変化に適応する能力が低くなり、ついには絶滅の危機にさらされてしまうのだ。日本で言えば、大衆魚と言われたイワシの減少やトキの絶滅などは、誰もが知るところだろう。

本書は、環境問題を専門とするジャーナリストが、世界中で報告される生物多様性の危機的状況と、歯止めをかける試みをリポートしたもの。人類も地球上の生態系の一部であることを再認識することの重要性を訴えている。

岩波新書 756円

  

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