生物多様性とは何か 井田徹治著

生物多様性とは何か 井田徹治著

現在、世界中で人間の活動によって生物多様性が深刻な脅威にさらされている。自然界においてある生物の個体数が減少したり生息地が縮小したりすると、近親交配が起こりやすくなり遺伝的な多様性が失われる。その結果、病気や環境変化に適応する能力が低くなり、ついには絶滅の危機にさらされてしまうのだ。日本で言えば、大衆魚と言われたイワシの減少やトキの絶滅などは、誰もが知るところだろう。

本書は、環境問題を専門とするジャーナリストが、世界中で報告される生物多様性の危機的状況と、歯止めをかける試みをリポートしたもの。人類も地球上の生態系の一部であることを再認識することの重要性を訴えている。

岩波新書 756円

  

関連記事
トピックボードAD
人気連載
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • いいね!
トレンドウォッチAD
途上国の石炭火力支援を<br>日本はやめるべき

アル・ゴア元米国副大統領は地球温暖化対策の重要性を訴え続けている。米国は温暖化対策の枠組み「パリ協定」からの脱退を表明。対策は後退してしまうか。日本がすべきことは何か。