〈中東〉の考え方 酒井啓子著

〈中東〉の考え方 酒井啓子著

中東情勢は、何かと複雑でわかりづらい。この地域がどんな経緯で今に至ったのかを専門家が解説する。

ヨーロッパの植民地主義の犠牲になった人々。いまなお続くイスラエルとパレスチナの対立。アラブ人とイスラム教の関係。オイルマネーで発展してきた産油国の歴史。冷戦構造の中で米ソの思惑に振り回されてきた国々など。

著者は、これらを一つひとつ丁寧に読み解きながら、中東諸国がいかに国際政治のツケを払わされてきたか、そして、そのツケが再び国際政治に跳ね返ってきたかを語る。

また、中東諸国の人たちが国際政治に翻弄されつつも、ネットや衛星放送を駆使して、アイデンティティを模索する様子なども伝えている。

講談社現代新書 798円

  

関連記事
トピックボードAD
人気連載
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • いいね!
トレンドウォッチAD
ビットコイン 天国と地獄

乱高下を繰り返すビットコイン。資産1億円を達成した「億り人」が生まれる一方、含み益が瞬間蒸発した投資家も。ブームの実態に迫る。口座開設から購入、課税までも丁寧に解説。