ソフトバンクモバイルの5月の契約者獲得数は他社を大きくリード。第二世代通信方式終了の影響消え反発

ソフトバンクモバイルの5月の契約者獲得数は他社を大きくリード。第二世代通信方式終了の影響消え反発

電気通信事業者協会(TCA)が発表した5月の契約者純増数は、ソフトバンクモバイルが25万1100件で、他社を大きく引き離したトップとなった。09年度の年間純増数ではNTTドコモに首位の座を明け渡した同社だが、10年度は順調な滑り出しだ。

ソフトバンクモバイルは4月に続き、2カ月連続で純増20万件を超える高水準の獲得実績をあげた。2位のドコモが11万3200件、auが5万4700件。2月に会社更生法を申請したウィルコムは9万4200件の純減と落ち込み幅が一層厳しくなり、累計契約者数が400万件を割った。

大ヒットとなっているアイフォーンや5月下旬に発売されたタブレット型端末アイパッドの販売動向に注目が集まるソフトバンクだが、見落としてはならないのは前2010年3月期末に第二世代通信方式のサービスを終了したことだ。

期末にサービスが終わることで、前期は古い第二世代方式の端末を持つ加入者の流出が続いていた。営業費用を投入して第三世代通信方式対応端末への移行を促したが、最終的に3月末時点まで移行を済ませなかった数十万人分の契約が自動的に終了となり、その結果3月の純増減数は12万1400件の大幅な純減となった。年間首位の座を逃したのも、この影響によるところが大きい。

4月以降はこの第二世代の顧客流出影響がなくなり、「5万件程度は純増数の押し上げ要因として効いている」(広報部)もようだ。

ソフトバンクは、5月にアイパッドの国内販売権を獲得したことに続き、6月24日からは液晶ディスプレー、バッテリーなどの性能を向上させた「アイフォーン4」も発売される。今期のソフトバンクモバイルは契約者獲得数で他社を大きく引き離す可能性が高そうだ。

(桑原 幸作 =東洋経済オンライン)


《東洋経済・最新業績予想》
(百万円)    売 上  営業利益 経常利益  当期利益
連本2010.03  2,763,406 465,871 340,997 96,716
連本2011.03予 2,900,000 510,000 390,000 150,000
連本2012.03予 3,040,000 560,000 450,000 180,000
連中2009.09  1,349,275 230,621 173,538 70,750
連中2010.09予 1,420,000 250,000 190,000 75,000
-----------------------------------------------------------
         1株益¥ 1株配¥
連本2010.03  89.4 5 
連本2011.03予 138.6 5 
連本2012.03予 166.3 5-10 
連中2009.09  65.4 0 
連中2010.09予 69.3 0 
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