注目された産業再生機構の開所式で、斉藤惇社長が述べた本音とは何か

5月8日午前に東京国際フォーラムで産業再生機構の開所式が行われた。セレモニー終了後の社長会見では、斉藤惇社長が熱弁を振るったが、その中で気になる発言を2点紹介しよう。
 (1)貸出債権の売り手となる銀行側の反応について。「ある銀行は今後の不良債権オフバランスでは全面的に再生機構に相談します、と言ってくれた」と、随分と景気のいい発言があった。
 (2)債権の買い取り価格算定について質問が及ぶと「民間ファンドは利益を上げることが目的だから、正直言って買い叩きをしている。我々は買い叩くようなことはしない」と言明。事実上、現在の民間取引における価格水準(=市場価格)よりも高値で買う可能性を認めた。
【山田 記者】


(株)東洋経済新報社 電子メディア編集部

関連記事
トピックボードAD
人気連載
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • いいね!
トレンドウォッチAD
IS掃討後も混沌続く中東

IS(イスラム国)の敗退が明らかになりつつある。その掃討に貢献したクルド人勢力が独立の動きを見せ、中東の新たな火種に。特にイラクとシリアで一層の混乱が懸念されている。