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欧州における注目の成長地域 ―中・東欧4カ国(チェコ、スロバキア、ポーランド、ハンガリー)の市場ポテンシャル―

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講演1
「中・東欧のインダストリアルマーケット概要」

Cushman & Wakefield s.r.o Industrial Department CZ, SK Senior Consultant
横関 真弓氏

総合不動産サービス、Cushman & Wakefieldの横関氏は、工業用地市場について、リーマンショック後は、契約後に開発、建物を整備するオーダーメード型が主流になっている、と指摘。「オファーの様式がバラバラなので、共通フォーマットに整えて比較検討する必要がある。取引でのユーザー保護は日本に比べて弱い」と語った。

講演2 <大阪会場>
「中・東欧における建設事情」

竹中工務店 国際支店営業部副部長
池田 太郎氏

現地での工場建設について、竹中工務店の池田氏は、用地は農地転用が多く、インフラ引き込みが必要なため、順調でも操業まで18~20カ月かかる、と指摘。日本との取引環境の違いに注意して「弁護士を入れてリスクヘッジすべき」と述べた。

<名古屋会場>
「中・東欧物流環境」

郵船ロジスティクス 名古屋輸出第二支店支店長
永田 光史氏

郵船ロジスティクスの永田氏は、海、空、陸の輸送網を説明。2020年目標の欧州横断運輸ネットワーク構想に触れ、「すでにドイツからルーマニア西部まで高速道路がつながり、東西のモノの動きは加速し、生産・消費は東に拡大する」と述べた。

 

 

 

<東京会場>
「ポーランドにおける事業運営について」

ロッテ 本社国際事業本部付LOTTE Wedel sp.zo.o出向Chief Coordination Officer
高田 基位氏

ポーランドの老舗菓子メーカーを買収したロッテの高田氏は「親日的で、治安も良好。日本が経験した成長期のマーケティングノウハウを生かせる機会がある」と述べた。

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