面接官やリクルーターが好印象な会社の共通項 約8割の学生で「社員と面接官」が志望に影響

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次に「印象の良かった社員・リクルーター」と「印象の良かった面接官」のいずれかに登場する企業へのコメントから印象深いものを紹介しよう。

ニトリ(リクルーター2位)で目を引くのは、先輩が後輩の面倒を見るようなフォローぶりだ。キャリアセンター顔負けのサポートがとても目立つ。

「他社の選考についてや就活全般のアドバイスを親身になってしてくれた」(早慶大クラス・文系)

「就職活動を本気で応援してくれていると感じた。自社に入社させたいというより、納得のいく就職活動をしてほしいという姿勢が好印象だった」(上位国公立大・理系)

「元気でハキハキしていた、このような社会人になりたいと思った」(上位国公立大・文系)

親身な富士通、明るいカゴメ

富士通(面接官2位)のコメントで目立つのは、「親身」「優しい」「穏やか」「和やか」。圧迫面接とは真逆。学生を理解しようとする姿勢が評価されている。

「すごく親身に話を聞いてくれた」(早慶大クラス・文系)

「優しい雰囲気を出してくれた」(早慶大クラス・文系)

「穏やかに話してくれる方が多く、素を出すことのできる雰囲気があった」(早慶大クラス・文系)

「とても和やかで、こちらの意図を汲み取ろうとしてくれた」(旧帝大クラス・理系)

カゴメ(面接官5位)の面接官に対するコメントで目立つ言葉は、「にこやか」「生き生き」「楽しい」「明るい」。さわやかな笑顔で話を聞く面接官の評判がいい。

「とても生き生きして元気な社員の方だったのでこちらもその雰囲気に負けないように面接しました」(上位私立大・理系)

「私の話を笑って聞いてくれた。話を広げてくれてとても楽しかった」(その他私立大・理系)

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