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クラウドで切り拓く未来志向の財務戦略と
リアルタイム経営管理の実践

~先進企業のアプローチ DeNA、Kiiの事例に学ぶ

グローバルを視野に入れた経営財務基盤確立に向けて、クラウド型ERP(Enterprise Resource Planning、統合業務管理)、CPM(Corporate Performance Management、企業業績管理)システム活用の可能性を探るセミナー「クラウドで切り拓く未来志向の財務戦略とリアルタイム経営管理の実践」が6月4日に千代田区で開かれた。参加者は、クラウドベースで提供される業務システムがもたらす、低コスト、短期導入、標準化のメリットを享受した、導入企業の体験に耳を傾けた。
【主催】 ネットスイート
     東洋経済新報社
【協賛】 Adaptive Insights

【基調講演】
「経営に資する、事業に資する
グローバル業務基盤の構築」

ディー・エヌ・エー(DeNA) 経営企画本部IT戦略部長
村上淳氏

モバイルゲームを軸に、マンガや教育アプリ、さらに遺伝子検査などの新規事業を次々に立ち上げ、グローバル展開しているDeNAの経営企画本部IT戦略部部長の村上淳氏は、業務基盤システムの導入にあたって「『新しいことに挑戦し続ける』、『グローバルナンバー1の高みを目指す』といった文化がある当社に、最適の業務基盤を検討した」と述べた。

変化の激しいインターネットサービス業界は、スピードが生命線だ。そこで村上氏が重視したのが、いつでも、どこでも使えるマルチデバイス対応と、情報共有環境だった。「通勤などの隙間時間活用、パートナーとのコラボレーション円滑化は、スピードアップにつながる」と話す。

もう一つのポイントは、コストを抑える効率性だ。グローバルに拠点を持ち、社員数約2000人規模のDeNAにとって、各グループ会社が個別に一からシステムを作るのはムダが大きい。そこで採用したのが、クラウドを通じたサービス型ソフトウエア(SaaS)のネットスイートだった。その理由を「モバイル端末に対応していて、バージョンアップで進化する。グローバル標準のソフトを安く使えるのも魅力」と村上氏は説明する。

一方で、国ごとに、言語、商習慣、法規制の違いがあり、すべてをグローバル標準化できるわけではないのも事実。「どこまでそろえられるか、を見極めることがポイントだった」(村上氏)という。たとえば、社外のパートナーとの情報共有などの承認プロセスも、海外の現場判断重視にあわせ、グローバル共通で上長承認をなくした。セキュリティ面では、アカウント管理の基礎となる人事情報の管理からグローバルシステムを導入、運用方法を確立するといった工夫をした。

SaaSでは、バージョンアップやトラブル対応は、ユーザー側でコントロールできない。国内拠点の有無など、緊急時のプロバイダの対応能力を見定めておくことも必要だ。DeNAは、自社開発したワークフローとクラウドのハイブリッド構成で業務基盤を構築しているが、村上氏は「トラブル発生時の責任の明確化や、バージョンアップの際の影響を考えると、できるだけそのまま使うのがお薦め」と考えている。

国内ではSaaS活用はまだ早いという考えも根強いが、村上氏は「ベンチャーや、グローバルに展開する企業、働き方を変えたいと考える企業には、SaaSのメリットは大きいでしょう。変化を勝ち抜くために『いつやるか』、ということだと思います」と述べた。

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