現代語訳 論語と算盤 渋沢栄一著 守屋淳訳

現代語訳 論語と算盤 渋沢栄一著 守屋淳訳

近代日本で、470社余りの会社設立にかかわってきた大実業家・渋沢栄一。

彼はこの国の実業界の基盤となる考え方を築いた人物であり、その経営哲学をまとめた『論語と算盤』には「利潤と道徳を調和させる」という、経済人のなすべき道が示されているという。その中から、重要な部分を選び現代語に訳したのが本書である。

資本主義にはもともと、私利私欲をエンジンにして前に進んでいく面がある。ところが、そのエンジンはしばしば暴走する。そこに歯止めをかける道徳を『論語』から学ぼうというのが趣旨である。社会に確固たる道徳的規範を築き、そのうえで利潤を追求する。それこそが資本主義社会の急務だと渋沢は語る。

ちくま新書 798円

  

関連記事
Topic Board トピックボード
人気連載
Trend Library トレンドライブラリー
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

Access Ranking
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • いいね!

※過去48時間以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※週間いいね数のランキングです。

トレンドウォッチ
原発事業で存続危機<br>東芝「解体」が始まった

原発事業の損失額は7125億円に達し、2016年末時点で債務超過に。名門・東芝は混乱の極みにある。損失がここまで膨らんだ原因に迫る。さらに、まだ残っている4つのリスクも指摘。