ミニストップ、「メロン」「白くま」の次は? フルーツたっぷりパフェで新境地

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ハロハロ 白くま(左)とメロンパフェ

イオン系のコンビニエンスストア、ミニストップが得意のパフェで、夏の限定商品を投入する。「メロンパフェ」と「ハロハロ 白くま」の2種類。5月23日から順次販売を開始し、30日より全国展開の予定だ。

4月に発売した「マンゴーパフェ」も相変わらず好調で、売り出し直後の計画値1.5倍よりは若干落ちたものの、昨年をはるかに上回る売れ行きだとのこと。フルーツを使ったパフェには固定ファンが多数おり、今回のメロンパフェも、発売前からSNSなどで「早く食べたい」と盛り上がっていた。

ミニストップでは、メロンパフェ第1号を2011年2月に発売している。販売時期には震災の影響もあったはずだが、メロンをたっぷり使ったパフェの反響はかなり高かった。今回は3年ぶりの登場だ。

今回も、メロンがカップから溢れんばかりに入っている贅沢さは変わっていない。フルーツとの相性を考えて新たに開発されたバニラソフトクリーム、そして、果肉と同じメロンをピューレ状にしたソースと、3つの味の組み合わせが楽しめる。

こだわりはソース

実は、ミニストップの密かなこだわりは、一見脇役のように思える「ソース」にあるという。メロン、ソフトクリーム双方はそれぞれ、そのまま食べても充分においしい。しかし、ソースがあることで、その2つの味がまとまって「パフェ」という一つのスイーツに昇華する。

「いくらおいしいものでも、単体だと味が単調になりがち。最後まで飽きずに食べてもらうための工夫がソースだと言える。たとえば、メロンだけ食べて単体の味を楽しんだ後に、ソースと混ぜ合わせながら食べたり、さらにソフトクリームとソースの組み合わせを味わったりと、いく通りもの食べ方ができる」(ミニストップ社長室 CC・お客様サービス部コーポレートコミュニケーションチーム広報担当の山盛雅美さん、以下同じ)。

またソースによって、爽やかなメロンの香りやみずみずしさが、より強調されるという面もある。

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