もはや調味料ではない!? 食べるラー油が新境地開拓


 食卓の脇役だったラー油に、熱い視線が注がれている。

きっかけは桃屋が昨年8月に発売した「辛そうで辛くない少し辛いラー油」。辛さを抑えたラー油の中に、かむとざくざくと音を立てるほど大量のフライドガーリックやフライドオニオンが詰まっている。

調味料というジャンルを超え、“食べるラー油”という新境地を開拓している。

桃屋はもともと「キムチの素」を手掛けるなど唐辛子を使った製品が得意。その技術を利用し、激辛ブームと内食回帰をコンセプトに画期的な商品開発に着手した。

「社長は素材にとことんこだわるタイプ」(桃屋)なため、ラー油は自社で抽出。外注した具材のフライドガーリックも、独自製法にこだわった。その結果、販売価格は350円程度にハネ上がり、社内からは「高すぎる」との声が上がるほどだった。

だが、心配は杞憂に終わる。

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