日本株は減税、GPIF、追加緩和頼み?

あまり儲かってないのに、今年はもう5月だ

 NYダウが史上最高値を連日更新する中で、日経平均は1万4000円台でウロウロ。相変わらず薄商いで盛り上がりに欠けているが、カリスマ投資家の内田氏はどんな取引をしていたのか。また今後の相場観は? 株日記で見てみよう。
再開発で賑やかになった東京・日本橋。外国人観光客も増えているようだ。この流れが筆者の持ち株にもプラスに働くといいのだが・・(撮影:今井康一)

【4月28日(月)】先週末のNYダウは、140ドル安の1万6361ドルと3ケタの下落。日経平均株価も141円安の1万4288円と、下げるときだけNYダウにお付き合い。ゴールデンウイーク入りで、東証1部の出来高は17億4500万株、売買代金1兆6300億円と商いも少ない。

【4月29日(火)】日本は「昭和の日」で休場。NYダウは87ドル高の1万6448ドルと反発。

えっ? 独禁法違反容疑の高砂熱学が、上方修正?

【4月30日(水)】日銀は、金融政策決定会合を開き、金融緩和継続を発表したが、日経平均は15円高の1万4304円と株価上昇の材料とはならず、すでに織り込み済み。3月末の日経平均は1万4827円だったので、月間ベースでは523円安となった。引け後、空調工事トップの高砂熱学工業(1969)が、特別損失の計上と業績予想の修正を発表した。

北陸新幹線の設備工事の入札に関し、独占禁止法違反容疑により発生しうる課徴金納付に備え、2014年3月期決算に特別損失として約7.2億円を計上することとなったが、期初の見通しに比べて工事採算性が改善。一方で販売費および一般管理費は減少したため、営業利益、経常利益、当期純利益ともに期初計画を上回る見込みとなった。

連結当期純利益は37億円から40億円(1株当たり当期純利益は49円から53円)に増額修正。東証の信用残を見てみると、売り残高19万5600株、買い残高5万1200株で、信用倍率は0.26倍(日記執筆時である4月30日現在)と売り長。おそらく、北陸新幹線の件で業績下方修正し株価下落を予想して、信用売りしていた人が多かったのではないか? それなのに、たった3億円だが、まさかの業績上方修正で、売り方にとってはサプライズ。

次ページあっという間に、今年の3分の1が終わってしまった……
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