ナビゲート! 日本経済 脇田成著

ナビゲート! 日本経済 脇田成著

バブル崩壊、失われた10年、2008年以降の国際金融危機などの「大事件」を通して、特にマクロ経済がどう動くかを考察している。

マクロ経済にはトレンドとサイクルの区別があり、その混同が誤謬をもたらしやすい。実質GDPの2%程度の変動が景況感の変化を誘い、いわば「平熱」と「発熱」状態の差はGDPの額にして10兆円強程度であるという。日本の景気循環は輸出伸長がきっかけとなり、企業利潤増大から投資・資金が盛り上がるパターンなので、もし「発熱」した場合、このプロセスに沿った治療が必要であることが示される。

将来の「労働供給不安」と現下の「労働者過剰」についても冷静な議論を促す。

ちくま新書 798円

  

関連記事
トピックボードAD
人気連載
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • いいね!

※過去48時間以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※週間いいね数のランキングです。

トレンドウォッチAD
アマゾン膨張<br>追い詰められる日本企業

国内売り上げが1.2兆円に達したアマゾン。新サービスが続々と提供される一方で、物流、出版…その膨張ぶりを受け止めきれない企業も多い。敵か、味方か。その戦略の全貌に迫る。