米アマゾン株、約10%急落

新事業への投資拡大への懸念で

 4月25日、午前の米株式市場で、アマゾンの株価が約10%急落した。写真は同社の箱。コロラド州で2008年7月撮影(2014年 ロイター/Rick Wilking)

[25日 ロイター] - 25日午前の米株式市場で、オンライン小売のアマゾン・ドットコムの株価が約10%急落した。前日発表した第1・四半期決算は市場予想を上回る増収となったものの、新事業展開に向けた投資拡大が懸念され、少なくとも13の証券会社が目標株価を引き下げた。

レイモンド・ジェームズのアナリストは顧客向けノートで「継続している大規模な投資サイクルの終わりが見えない」とし、投資判断を「ストロングバイ」から「アウトパフォーム」に引き下げた。

またアナリストの間では、アマゾンが提供するクラウドコンピューティング・サービスが価格競争に直面する公算が大きいとの指摘が出ている。

アマゾンの第1・四半期売上高は23%増の197億4000万ドルとアナリスト予想の平均194億ドルを上回った。同時に、営業経費は23%増加し、新事業展開のために技術・コンテンツ・倉庫への投資を大幅に増やしていることも明らかになった。

ロイターが確認した証券会社14社のリサーチノートのうち、キャンター・フィツジェラルドは、アマゾンの目標株価を10ドル引き上げ425ドルとした。短期的に投資によって採算性が圧迫される公算が大きいとしつつも、将来的には事業が拡大し、市場シェアも伸ばすと予想している。

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