銀座育ちのミツバチが運ぶコミュニティ

都心で地産地消?!  銀座ミツバチプロジェクト

 モノがあふれている社会で、売り手はいかにしてモノを売るか。そして、モノに囲まれている私たち買い手が、モノを買う理由とは何なのか。マザーハウス副社長の山崎大祐が、これからの時代の「モノの買い方、売り方」を考えていく。

 

ミツバチと聞くと、みなさんがイメージするのは何でしょう?

最初に浮かぶのは、危ないとか、怖いとか、そういうイメージでしょうか。

しかし、このミツバチが今、都市の中で注目されています。ビルの屋上でミツバチを育て、ハチミツを採り、それを街のコミュニティ作りに生かすのです。

実はこれが最初に始まったのは、東京・銀座のビルの屋上。銀座育ちのミツバチが銀座にすばらしい環境と銀座の人々のつながりを運んできてくれています。

2006年の立ち上げから銀座ミツバチプロジェクトの中心メンバーで、農業生産法人銀座ミツバチ代表の田中淳夫さんはこう言います。

「私たちも最初は銀座でミツバチを育てるって大丈夫か?と思うところがありました。でも、銀座でハチミツが採れたら面白いでしょう? 銀座のみなさんに相談したら、やってみたらいいんじゃないかと温かい声が多かったのです」

農業生産法人銀座ミツバチ代表の田中淳夫さん。銀座の中心街にある紙パルプ会館の屋上で養蜂を行っている
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