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【京大R/Leadプロジェクト】
グローバル人材育成の場を支える
英語力評価サービス「Aptis」 ブリティッシュ・カウンシル

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京都大学 国際交流推進機構 特定助教
西川 美香子

このプロジェクトを企画した京大国際交流推進機構の西川美香子・特定助教は「学内の留学生や留学経験者といった人材を活用し、学生同士が切磋琢磨できる機会を提供すれば、留学以外にもグローバル人材を育てることはできると示したかった」と話す。特に、学生主体にしたことで、士気が非常に高まり、参加した学生は、毎週の読書に平均2~3時間を費やしていたという。

企業・団体メンバーに
ぴったりの評価ツール

実験的なR/Leadの取り組みを次につなげるには、大学としてプロジェクトの効果を測定することが重要だ。そのためのツールとして選んだのが「Aptis」のスピーキングパッケージ(グラマー&ボキャブラリーとスピーキングのセット)だった。西川氏は「プロジェクトの質を担保し、現在地と次に向かうべき目標を設定してするための客観的データとして、テストの活用は大切。安価で信頼性も高いAptisは非常に便利なツールです」と評価する。

点数以外に、言語力を「具体的に何ができるか」で示すために開発されたCEFRレベルでも明らかになる

Aptisは、英語力評価で70年以上の経験を持つブリティッシュ・カウンシルが最新の研究成果を基に、実用性を重視して開発した。コアの「文法・語彙」テストに、リーディング、ライティング、リスニング、スピーキングの4スキルを目的に応じて組み合わせることができ、柔軟性が高い。価格も3000円から、4スキルセットでも8000円と、同種の他テストに比べてリーズナブルで、様々な国々で盛んに使われている。

また、指定された日時に会場に出向いて受験する必要はなく、日時と場所を設定でき、受験方法もコンピューター、ペーパーから選べるなど、利用者の都合に合わせてくれる。結果は素点のほか、欧米で幅広く導入されている国際標準規格「CEFR」のレベルも表示。CEFR(欧州言語共通参照枠)とは欧州評議会が、語学のコミュニケーション能力の到達レベルを示す国際指標としてまとめたもので、A1~C2の計6段階のレベルで言語力を表し、その言語を使って「具体的に何ができるか」を示している。

R/Leadプロジェクトでは開始前(10月13日)と終了後(1月14日)の2回、参加者らを対象にAptisを実施。終了後のテストは、大学後期試験直前だったにも関わらず、「どれくらい伸びたか、楽しみ」という多くの参加者が受験した。

プロジェクト前後両方のAptisを受験した参加者は54人。プロジェクト後のスピーキング成績は、平均点、最高点、最低点のいずれでも成績が上回り、プロジェクト前に4%いたCEFRのA1は全員A2以上にレベルアップした。また、単に点数が上がったというだけではなく、活発なディスカッションを通して、相手を納得させる話し方が身についたり、伝えたいことを論理的に話せるスキルが身についた……といった、ファシリテーターらが実感していたプロジェクトの効果を客観的に裏付ける結果を得た。

Aptisの柔軟なカスタマイズ性やコストパフォーマンス、評価の実用性は、学生ばかりでなく、社員の英語力を測りたい企業にとっても有用だ。従来の"テスト"というよりは、まさにBtoB向けの英語力評価"サービス"と呼ぶにふさわしいだろう。

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