「肉食採用」にメソッドあり
振り返ってみると、社員数20人前後ぐらいまでは、メソッド的なものなどなくても、気合いだけでやってこれたような気がします。
しかし、数十人から100人以上を中途で採用しようというステージに達したときには、採用にかかわる誰もが納得できるようなメソッドが必要だということを実感しました。メソッド作りにじっくりと取り組めるようになったのは、この2年ぐらいの話です。
ビズリーチがここまでの規模に成長できたのは、たくさんの先輩方から伺った採用の秘訣があったからこそです。それをビズリーチ流、南流にアレンジし、味付けを加えながらメソッド化していきました。
まだまだ発展途上のビズリーチですが、今回、そのすべてを連載という形で公開していくことで、採用の秘訣を教えてくれた先輩方への恩返しとさせていただきたいと思います。そしてまた、仲間集めに苦労している企業のみなさんに、少しでも採用の秘訣を知っていただき、参考にしてもらえたらと願っています。
正直、人材紹介会社に任せきりにするのもひとつの方法ですし、そうすれば新しいやり方にチャレンジする負荷もかかりません。けれど、「これは!」という人材に直接アプローチし、仲間になってもらう採用を手掛けることは、自社の姿を見直し、自社の良さや課題と向き合うことでもあります。採用は、会社の戦略や存在意義と密接にかかわっているのです。
ビズリーチ流の「肉食化」した人材採用のメソッド。具体的に実践していることを次回から紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
(構成:朝倉真弓、撮影:今井康一)
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