愛別離苦は人間の宿命。命のリレーをつなごう

夫との死別でシングルマザーに

 グローバル化が進む中、親たちは、子供を世界で通用するエリートに育てるため、日々、努力を重ねている。しかし、若手マザーの中には、子育ての仕方がわか らず、周りの助言にも恵まれないケースも多い。そこで、ベストセラー「世界中のエリートの働き方を一冊にまとめてみた」の著者であるムーギー・キム氏の母親で、子供を国際弁護士、国際金融マン、海外著名大学教員、公認会計士に育て上げた 著者が、読者の皆様からの子育て相談に回答する。

 

今日は若くして突然、幼い子供と共に夫君に先立たれたママからのお便りに少しでもお力になりたくて、取り上げさせていただきました。

【ミセス・パンプキンへの子育て相談】
一昨年、夫が交通事故で他界しました。幼稚園児の息子が一人おります。それまで普通に幸せに暮らしそれがずっと続くものと思っていましたので、予期せずシングルマザーになり、当時は混乱しました。
単独事故でしたので誰かに恨まれて生きているのではなく、借金があるわけでもありません。それは不幸中の幸いだったと思っていますが、前と同じ家に住み、同じ仕事をし、息子を幼稚園に送り、何不自由なく暮らしている分、ただ夫だけがいなくなった喪失感を埋めることができていません。
良かったのかどうかわかりませんが、火葬、納骨、お葬式の全てを息子に見せました。息子は元気に過ごしていますが時々、お父さんに会いたいね、お父さん死ななきゃ良かったのにねと言います。私はそうだねと返事はしますが、それ以上の言葉が出てきません。

現在はそういう状態です。一番の悩みは、息子に対して、私はどのように接すればいいかです。何かアドバイスをいただければと思いました。
                      松の木(仮名)

<ミセス・パンプキンからのコメント>

ママの立ち直りが一番

息子さんは3~4歳のときに父親と別れたのですね。松ノ木様自身の悲しみもお察し申し上げますが、幼い息子さんのことも考えるとそのつらさを乗り越えるのは大変ですね。この2年は精神的には無我夢中でやって来られたのだろうと想像します。

息子さんとの接し方を悩んでおられるようですが、それよりも松ノ木様ご自身が、少しは現実を受け止めねばなるまいと思えるようになった今だからこそ感じる喪失感の大きさを、乗り越えることができずにおられるのではないかと感じました。一番の問題は息子さんとの接し方ではなくて、貴女自身にあると推察します。

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