自粛中に「安全に子ども同士を遊ばせる」新発想 今こそ大人たちの知恵の絞りどころだ!

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zoomで友だちとおもちゃを見せあっている息子(写真:筆者撮影)

オンラインプレイデート、確かに子どもは嬉しいかもしれないけど、親が在宅ワークしてる場合は、子ども用に余分なPCも必要ってこと? そんなのないよ!!という方もいるかもしれません。

わが家は私がもともと在宅ワークということもありPCの数に余裕はあるのですが、そうじゃない家庭もきっと多いですよね。

ただ、コロナ問題が長期化しそうなこの状況では、子ども用PCが必要になってくる可能性が高いとも感じています。教育問題など、オンラインでしかできないことも増えてきそうだから。

ちなみに、「オンライン学童」については、実はこの学童から「面白いですね!」と前向きな返信をもらっています。この学童も今は感染予防で行く人が減っていて、今後もし感染がさらに広まって閉鎖ということになれば経営的にもつらいはず。平日の午後数時間、オンライン学童を開講するってアリな気がするのですが、さてさて、どうなることやら。もしスタートすることがあればまたレポートしますね!

アメリカの家庭も試行錯誤中

ちなみに、このアメリカの家庭でも試行錯誤を続けています。

最近は、オンライン家庭教師を週1回雇い、家庭学習のサポートをお願いすることにしたそうです。家庭教師といっても、知人のお子さんの中学生。一人っ子なので、お姉ちゃんに勉強を教えてもらう、というイメージでアルバイトをお願いしたそう。そういうオンラインの使い方もあるのか…!と驚きました。

あと、同じく外出禁止中のイギリス・ロンドンの友人宅では、最近、お子さんがオンライン・バースデーパーティに参加したそうです。Kahootというオンライン・クイズゲームで楽しんだのだとか。

というわけで、今回学んだつかれない家族になるヒント。

子どもが友だちと遊べなくてストレスが限界…!

オンラインプレイデートを試してみよう

 

いま、全世界が、経験したことのない子育てをしています。だから失敗しても当たり前。そういう気持ちで実験を続けていこうと、自分にも言い聞かせている日々だったりします。お互いに、がんばりましょう!

この連載にはサブ・コミュニティ「バル・ハラユキ」があります。ハラユキさんと家族や夫婦の問題について語り合ってみませんか? 詳細はこちらから。
ハラユキ イラストレーター、コミックエッセイスト

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はらゆき / Harayuki

雑誌、書籍、広告、Webなどの媒体で執筆しつつ、コミックエッセイの著書も出版。2017年から約2年間バルセロナに住んだことをきっかけに、海外取材もスタートさせる。著書に『女子が踊れば!』 (幻冬舎)、『王子と赤ちゃん』(講談社)、『オラ!スペイン旅ごはん』(イースト・プレス)、この連載を書籍化した『ほしいのはつかれない家族』(講談社)など。この連載のオンライン・コミュニティ「バル・ハラユキ」も主宰し「つかれない家族をつくる方法」を日々探求、発信中。ハラユキさんのHPはこちら

 

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