婚活の限界--白河桃子の「誤解された婚活」・婚活ブームを検証する 第2回(全4回)

ジャーナリスト 白河桃子

 今、どれだけの人が婚活をしているのか?

 それに関しては、2007年から3年間にわたって東大社会科学研究所が実施している「働き方とライフスタイルの変化に関する全国調査」で見ることができる(2007年、2008年、2009年、20~34歳、35~40歳の男女を調査(2444名))。

●婚活をしているのは約4割(20~34歳の未婚者)

 2008年の第2回調査のプレスリリース(→詳細)によると、結婚活動をしているのは若年未婚者(20~34歳)のうち約4割で、活動の内容は友人・知人への紹介依頼や合コンが多いという。

 交際相手を見つけるのに有効なのは、ネットワーキング型結婚活動(友人など近い人を通じて相手を探すタイプの結婚活動)で、交際経験のない人(男性4割、女性2割)は、結婚や婚活に積極的ではないようだ。

 「婚活の成果は上がっているのか?」については、3年ではまだ結果を見るのは難しい。東大の調査を見ると「交際相手ができる」ことまではわかる。なぜなら、現在の初婚の平均の交際期間は、結婚まで3年8カ月。『日経WOMAN』のアンケートでも同じ結果で、東京は3年8カ月、地方は3年4カ月である。

 お見合いパーティや結婚情報サービスなどでも、「交際2年で結婚」という例は珍しくない。背中押しをしてくれる人がいるか、どちらかがよほど積極的に結婚を押さないかぎり、交際相手ができてもすぐには結婚にいたらない。

 「明日、婚活を始めても、入籍までは2年はかかると思ってほしい」

 私はいつも講演でそう話している。

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ビームスの流儀

1976年に創業し、90年代の渋カジブームを牽引したビームスが今も元気だ。創業以来赤字知らず。40年、最先端を走り続けられる秘密は何か。設楽洋社長への独占インタビューを掲載。