世界中どこでも「同じユニクロ」を目指す

柳井正・ファーストリテイリング会長兼社長に聞く

従業員も、自分は末端の社員だから、自分の仕事だけをやればいいと思っていると、いい企業になりようがないですね。お客様に満足してもらい、この次も来ていただこうと、末端の社員が本音で言えるようにならないといけないのです。

それを実現できるのは経営者ではなく末端の社員です。というのは、お客様に接しているのは経営者ではなく、現場の社員なのですから。

経営は勉強ではなしに、実行すること

――人事制度や人材教育をどのように進めていくのですか。

人事制度は世界で全部統一しようと思っています。それは中国のような国も含めて、多分、店長以上になると思いますが、給与も全世界同一にしていこうと思います。そうでないと、グローバルワン、全員経営のようなことはできません。

そして、そういったことを実行する経営リーダーを育成するための専門教育機関、FRマネジメント・イノベーションセンターを作ります。企業の本当のトップの経営者とか、本当に優れた大学教授やコンサルタントたちと、われわれの社員で、企業の課題を解決していく、そういう場なのです。

そこは知識を勉強するということではなしに、実践しながら考えるところ。知識は知っているだけでは意味がない。経営は勉強ではなしに、実行することなのです。

(撮影:梅谷秀司 =週刊東洋経済)

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ビームスの流儀

1976年に創業し、90年代の渋カジブームを牽引したビームスが今も元気だ。創業以来赤字知らず。40年、最先端を走り続けられる秘密は何か。設楽洋社長への独占インタビューを掲載。