初売りで買いたい!1人用「ユニーク家電」3選 冷凍保存用ご飯がおいしく炊ける炊飯ジャー

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新モデルでは冷凍保存用ご飯のためのプログラム「冷凍ご飯」メニューを搭載している。通常の「白米」モードよりも時間をかけて吸水を行い、ベタつきを抑える、冷凍保存を前提とした炊飯モードだ。冷凍ご飯を温め直すと、冷凍した際に気になるパサつきや、レンジ再加熱時のつぶれたような状態を抑えることができ、ふっくらしたご飯になる。

休日には「冷凍ご飯」モードで上限の3合を炊飯して小分け冷凍しておけば、平日は電子レンジで再加熱しておいしく食べられる。毎回炊飯するよりも節電にもつながるのでご飯の冷凍派にもうれしい機能だ。

なお、炊飯をしなければ内なべが空くので、そのスペースでスープなどを作ることができる。クッキングプレートでおかずと一緒に調理すれば、同時に2品作ることが可能だ。

カラーはナチュラルホワイト、コーラルピンク、アッシュグレーの3色。サイズは幅21.9cm×奥行27.3cm×高さ19.1cmで質量は3kg。コンパクトで場所をとらない点も魅力だ。アッシュグレーやナチュラルホワイトは、男性にもおすすめの落ち着いたカラー。ぜひ実物を見ていただきたい。

2秒で熱湯を注げる瞬間湯沸かしケトル

卓上に置けるコンパクトサイズのウォーターサーバー、サンコー「ホットウォーターサーバーmini」(実勢価格7980円)は、2秒で90℃の熱湯が出る。2Lまでのペットボトルに水道水を入れ、飲み口に付属のキャップを取り付ける(キャップは2種類あるので、対応した専用キャップを選択)。ペットボトルを本体真上から真っ直ぐ押し込んでセットすれば準備完了だ。

「ホットウォーターサーバーmini」。コンパクトで場所をとらないサイズ。すぐにお湯が出るのでコーヒーやカップラーメン作りも短時間でできる(写真:サンコー)

あとはダイヤルをHot(約90度)かWarm(約45度)に合わせれば、その温度のお湯が出てくる。お湯は2秒ほどで出てくるが、チョロチョロと少量ずつ出る。通常のポットやケトルのように勢いよく出るわけではない。紅茶をいれるためにカップを置いたが、1杯いれるのに30秒ほどかかった。カップラーメンにお湯をいれるには1分以上かかり、少々じれったさを感じた。

とはいえ、ペットボトルを差し込むだけで手軽にお湯が沸かせるのは便利だ。コーヒーや紅茶、カップラーメンなどを作るためにケトルに水を入れて、沸かして……という作業をしなくてすむ。ペットボトルの水さえ切らさなければいつでも使えるのはうれしい。

気になったのは、水道水しか使えないこと。水道水は一定の塩素が入っており、水質が安定している。市販の水にはそうした基準がないために衛生面の不安があるから、という理由だ。そのため、市販のミネラルウォーターを使いたい人の導入には向かない製品だ。

転倒防止マットが付属しており、2Lのペットボトルを使っても倒れることはない。ただし、横幅95mm×高さ170mm×奥行135mmと本体が小さいので、ペットボトルのサイズは2Lよりも500mLのほうが、グラつかず安定する。

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