弾劾裁判は逆にトランプ大統領に追い風になる 民主党は「勝てない喧嘩」を始めてしまった

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ここから先は、お馴染みの競馬コーナーだ。

今週末は2歳牝馬のG1レース、阪神ジュベナイルフィリーズ(12月8日阪神競馬場11R、距離1600メートル)が行われる。以前にもご紹介したことがあるのだが、このレースには筆者の盟友、上海馬券王先生が考案した必勝法則がある。

① 秋以降の実績を重視
② 1600メートル以上での実績を重視
③ 末脚を重視
④ 坂のあるコースでの実績を重視

つまり2歳牝馬は女子中学生のような存在なので、今年の夏ごろの実績は当てにならない。そして1400メートルや1200メートルのレース実績も当てにならない。坂がない京都や新潟や小倉で勝ったからと言って、阪神競馬場で通用すると考えてもいけない。

阪神JFの「必勝法則」で買えるのはリアアメリア

これらの法則を当てはめてみると、2戦2勝のキャリアを持つ馬は3頭もいるが、買えるのはリアアメリア(8枠15番)ということになる。

川田将雅騎手は、12月1日、ようやく今年初のG1をゲットしたところ。外国人騎手がごそっと香港のG1レースに詰めている今週末は、2週連続のチャンスということになる。心配はと言えば、リアアメリアがフルゲートのレースを体験していないことだが、幸いにも外枠を得たので馬群に包まれる心配は少なそうだ。

対抗にはクラヴァシュドール(5枠10番)、穴馬にはマルターズディオサ(5枠9番)を挙げておこう。特に後者はリアアメリアからのワイドでも結構、おいしいですぞ。

かんべえ(吉崎 達彦) 双日総合研究所チーフエコノミスト

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Kanbee

吉崎達彦/1960年富山県生まれ。双日総合研究所チーフエコノミスト。かんべえの名前で親しまれるエコノミストで、米国などを中心とする国際問題研究家でもある。一橋大学卒業後、日商岩井入社。米国ブルッキングス研究所客員研究員や、経済同友会代表幹事秘書・調査役などを経て2004年から現職。日銀第28代総裁の速水優氏の懐刀だったことは知る人ぞ知る事実。エコノミストとして活躍するかたわら、テレビ、ラジオのコメンテーターとしてわかりやすい解説には定評がある。また同氏のブログ「溜池通信」は連載500回を超え、米国や国際政治ウォッチャー、株式ストラテジストなども注目する人気サイト。著書に『溜池通信 いかにもこれが経済』(日本経済新聞出版社)、『アメリカの論理』(新潮新書)など多数。競馬での馬券戦略は、大枚をはたかず、本命から中穴を狙うのが基本。的中率はなかなかのもの。

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