消費税をどうするか 再分配と負担の視点から 小此木潔著

消費税をどうするか 再分配と負担の視点から 小此木潔著

社会的安全網を強化するための財源として消費税の問題は避けて通れない。もはや、財政赤字の削減を最優先するあまり経済成長や社会の安定を損なうような財政再建論や、「政府は小さければ小さいほどよい」「税金は安ければ安いほどよい」といった見地からの税制改革は妥当ではない。むしろ「危機を超えるための改革」の一環として、社会的安全網と所得再配分の強化のために負担と給付のあり方を工夫し、消費税の機能もそれに合わせて変えるという道を模索すべきである--。

現在の経済・社会危機の同時対処には、新たな政策が必要であり、消費税は「生活者本位の構造改革とグリーンな経済成長」の線上で考えよと、新聞論説委員が主張する。

岩波新書 735円

  

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