風水の基本原則「背壁面門」
それでは、風水では商談時の座席の配置をどのように考えればいいのでしょうか。
風水には「形勢派」という見方があります。この「形勢派」という見方は、建物周辺の目に見える建物や、道路、河川、鉄塔などのオブジェ、そして、建物内の大きな家具やデスクの配置など、目に入る視覚情報のすべてが人間に与える影響を読むものです。
リビングから東京タワーが見えるマンションはどうか、玄関に入ってすぐの窓はどういう作用があるのかといった建造物の内外に存在するオブジェや形状が与える影響力を読むのです。
座席の配置に関して、形勢派風水では「背壁面門(はいへきめんもん)」という基本原則があります。
これは、自分の背を壁にして、顔を門の方に向けるという法則です。つまり、相手の顔を壁に向け、背中を門の方に向けさせるということです。
例えば、皇帝の玉座のある空間を想像してください。玉座の背中側には高く厚い背もたれ、そして壁があり、前面は開けた空間になっていて、部屋の入り口(門)が見えます。この配置が背壁面門の理想的な配置となるのです。
この配置のエッセンスを商談時の座席に応用すればいいわけです。
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