ぐっちーさん「地方の人はプライドなさすぎだ」 なぜ「フランスの田舎」とこんなにも違うのか

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さてここからへ恒例の競馬コーナーです。エプソムカップ(G3、6月9日、東京11R、距離1800メートル)。

夏競馬は本来予想しなくてもいいのですが、このレースはメンバーが面白いのでやってみましょう。

メンバーに特徴があるのは、「強いに違いないのにいまひとつブレークしていない連中……」ということに尽きますでしょうか。

ソウルスターリングがいい例で、立派なG1馬なんですが、その後勝っていない。今回も直前に出走取り消しになってしまいました。ダノンキングダム、ミッキースワローあたりも同様の感じで、イマイチブレークしてこないわけですが、競馬っぷりを見る限り、かなり強いのは間違いない。では何が悪いのか? ちょっとしたかみ合わせだと思うのですが……。

エプソムカップは「3頭の3連単ボックス」で勝負!

その意味では、「彼らの復活」というのが大きなテーマになるでしょう。ここでは3頭を挙げましょう。まず、いかにも東京に向きそうなのは前出のダノンキングダム、ミッキースワロー。両頭とも左回りが得意そう。

また、やはり東京ですでに3勝しているプレスジャーニーも、期待が持てるかもしれません。メイステークスで追い上げた、上がり3ハロン(600メートル)33.1秒の足は東京でこそ価値がある。

ということで、「夢よ、もう一度レース」というわけで、ここは出でよ万馬券!! 以上、3頭の3連単ボックスで勝負です!!

ぐっちーさん 投資銀行家

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ぐっちーさん ■本名:山口 正洋(やまぐち まさひろ)。投資銀行家。1960年東京都港区生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。丸紅を経てモルガン・スタンレー、ABNアムロ、ベア・スターンズなど欧米の金融機関を経て、ブティック型の投資銀行を開設。M&Aから民事再生、地方再生まで幅広く ディールをこなす一方、「ぐっちーさん」のペンネームでブログを中心に大活躍。2007年にはアルファブロガーを受賞、有料メルマガも配信中。さらに『AERA』や『SPA!』で連載をもちつつ、テレビやセミナーでも人気。主な著書に『なぜ日本経済は世界最強と言われるのか』(東邦出版)、『ぐっちーさんの本当はすごい日本経済入門』『ヤバい日本経済』(後者は共著、いずれも東洋経済新報社)などがある。競馬予想も一流。一方でメインレースはほどほどで、平場の条件戦などを好む。【2019年9月29日19時編集部追記】2019年9月24日、山口正洋さんは逝去されました。ご逝去の報に接し、心から哀悼の意を捧げます。

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