経済学はこう考える 根井雅弘著

経済学はこう考える 根井雅弘著

「経済学を学ぶ目的は、経済問題に対する一連の受け売りの解答を得ることではなく、いかにして経済学者にだまされるのを回避するかを知ることである」と記す、ケインズの愛弟子で唯一の女性のノーベル賞候補だったJ・ロビンソンは、徹底した新古典派総合批判、フリードマン批判でも有名だった。死後、合理的期待形成仮説が覇権を握ることによって、ケインズと新古典派の「接合」を図った新古典派総合も結局瓦解し、自らケインジアンと称する学者は少数派に転落する。

いまは通説とされている学説でもいつかは乗り越えられるかもしれない。過去の偉大な経済学者の例をあげつつ、京大教授が学問の楽しさと同時に難しさを伝える。

ちくまプリマー新書 714円

Amazonで見る
楽天で見る

関連記事
Topic Board トピックボード
人気連載
Trend Library トレンドライブラリー
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

Access Ranking
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • いいね!

※過去48時間以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※週間いいね数のランキングです。

トレンドウォッチ
JR九州“脱鉄道”の成算

今年、上場を果たしたJR九州。豪華寝台列車「ななつ星in九州」は話題になった。しかし、人口減少などもあって鉄道事業の先行きは暗い。成長は非鉄道事業の成否に懸かっている。