行くしかない!運気が上がる「京都のお寺」3選 ディープに巡る、大人のパワースポット

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左手をかざして遠くを見渡す毘沙門天と、左右の吉祥天と善膩師(ぜんにし)童子の3像は国宝。平安時代に作られ、三尊形式としては現存最古とされます。ほかに、兜跋(とばつ)毘沙門天立像など、多彩な毘沙門天像があります。

この寺がパワースポットといわれるゆえんは、本堂前の、金剛床といわれる「六芒(ろくぼう)星」に強い力が宿っていると噂されているためですが、奥の院の「魔王殿」も注目です。ここは護法魔王が降臨した地とされ、強すぎるほどのパワーに満ちているといわれています。

七福神にも入っている人気者!

この寺にまつられる注目の仏様

四天王の一尊、多聞(たもん)天の別名が毘沙門天です姿は甲冑をつけた中国の武人ですが、兜はかぶりません。主な持物は宝塔や戟(げき)です。ヒンドゥー教ではクベーラと呼ばれ、北方を護り、財宝や福徳を授ける神とされてきました。

(絵:カワグチニラコ)
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