食べてOK!痩せる「リセットごはん」5大秘訣 今年こそ痩せる!「とっておきの方法」は?

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1つめの「リセットごはん」は「めかぶ」などの海藻です。飲み会のときや翌日に、上手にとることで、たくさんのメリットがあります。

「めかぶ酢」は「3つ効果」を組み合わせた優れもの

【1】「めかぶ」で体内をさまざまな面から「リセット」

リセットごはんで大事なことは「食物繊維」をしっかりとること。食物繊維は血糖値の急上昇を抑え、腸内環境を整えるばかりでなく、脂肪をからめとるようにして体外に出してくれる効果もあり、「リセットごはん」には欠かせない存在です。

食物繊維を多く含むものといえば野菜ですが、調理が面倒な人、苦手な人にこそおすすめしたいのが「めかぶ」です。

「めかぶ」には「アルギン酸」というネバネバした性質を持つ水溶性食物繊維が含まれていて、しかも低カロリー。「食べすぎたあとの調整食」として最適です。

とくにおすすめなのが「めかぶ酢」。お酢に含まれる主成分の「酢酸」が血糖値の上昇をゆるやかにしてくれ、体脂肪の蓄積を防ぐ効果を期待できます。

「めかぶ酢」は「野菜&海藻&酢」の3つの効果を組み合わせた優れものです。食前に摂ることで、「ベジタブルファースト」に優るとも劣らない効果を発揮する可能性を秘めているのです。

また「めかぶ酢」と同じように「もずく酢」もおすすめ。「めかぶ酢」や「もずく酢」は小分けのパックのものもあるので、オフィスでも手軽に摂取できます。

「飲み会」のときも「お酢」をうまく取り入れることで、ダイエットの助けになります。ダイエッターには少々危険な「飲み会」も、おつまみの取り方次第で十分楽しむことができるのです。

【2】糖質をとりすぎたら、「大豆」の力で乗り切る

クリスマスケーキにお正月のお餅など、この時期はついつい糖質のとりすぎになりがちですね。糖質も体に必要な栄養素ですが、摂りすぎると脂肪につくり替えられて、皮下脂肪や内臓脂肪として貯め込んでしまいます。

糖質を摂りすぎてしまったときは、体脂肪になって蓄積する前にできるだけ早くリセットすることが重要です。そんな糖質を「リセット」するために最適な食材なのが「大豆」です。

なぜなら大豆は、吸収をゆるやかにして代謝を促進してくれる「食物繊維」や「たんぱく質」などを多く含むからです。しかも、大豆たんぱく質には食後の満腹感を感じさせる働きがあることや肥満予防効果が期待できることなども研究されています。

大豆の摂り方としては、コンビニやスーパーでも手軽に入手しやすい「ゆで枝豆」「納豆」がおすすめです。

そのほか、「豆乳」や「豆腐」もいいですね。「豆乳」は外出中でも手軽にとれるので、小腹がすいたときに便利。「豆腐」はリセットの日のごはん代わりに食べると満腹感が得られやすいものです。

大豆には脂質の代謝を促進する働きも期待できるので、脂質の多いものをとってしまったときにもおすすめです。

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