「モバゲー」苦戦の中、新たな花が咲くか 今度は漫画雑誌アプリ、種まきが続くDeNA

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足元では主力の「モバゲー」でヒットゲームに恵まれず、業績が苦戦している。ディー・エヌ・エーは2014年3月期中に国内で60本もの新作ゲームをリリースする大量投下戦略を掲げてソーシャルゲームの立て直しを図る一方、波がある「モバゲー」を下支えする新規事業の種まきを積極的に続けている。

過去1年余りを振り返っても、無料通話アプリ「comm(コム)」(12年10月提供開始)、スマホ向け音楽配信サービス「Groovy(グルーヴィー)」(13年3月提供開始)、スマホ向け画像共有・検索アプリ「SCOPY(スコーピー)」(13年11月提供開始)と次々に新サービスを打ち出してきた。ただし、「comm」や「Groovy」がヒットしたかというと、疑問符が付く。今回始めた「マンガボックス」からはヒット作品が出るだろうか。今度こそ新たなビジネスの花を開かせたいところだ。
 

長谷川 愛 東洋経済 記者
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