恵比寿ウェスティンが考える「最高水準」

東京ホテル大競争時代を勝ち抜く秘訣

東京だけでも、星の数ほどあるホテル。どれも大差ないと思ったら、大間違い。一歩足を踏み入れれば、そのホテルにしかない、魅惑のストーリーが展開している。
レジャーとしてのホテルを知れば、より日常が楽しくなるはず――。この連載では、注目のホテルの総支配人を訪ね歩き、知られざるホテルの物語を発掘していく。
ウェスティンホテル東京と言えば、このロビーラウンジを思い浮かべる方も多いのではないか。窓からの庭園の眺めもすばらしい
恵比寿ガーデンプレイスで存在感を放つウェスティンホテル東京。1994年に日本に進出した本格的ラグジュアリーホテルであり、フォーシーズンズホテル椿山荘東京(現・ホテル椿山荘東京)、パークハイアット東京と並び「新御三家」と称されて、東京のホテルマーケットに君臨してきた。
ガーデンプレイス同様、ヨーロピアンテイストで統一されたデザインは、日本人のあこがれを想起させながら、19年経っても飽きることがない。レストランの評価も高水準を保っている。
21世紀に入り、日本でもラグジュアリーのブランドが増えてきたが、なお人気を保ち続けるウェスティンの価値観とは何か。ディートマー・キールンホファー総支配人を訪ねた。

渾身の「ヘブンリーベッド」

――施設を見せていただきましたが、大きな改装をしていないのに、まったく古びた感じがしませんね。もちろんメンテナンスはされていると思いますが、時代遅れにならないデザインを開業時から意識して作られたのでしょうか。

おっしゃるとおり、ホテルの内装やデザインが色あせないで現代的なのが、ウェスティンホテル東京の特徴です。このデザインのままニューヨークやロンドン、パリ、シンガポールなどの違う国に持って行っても、やはり東京と同じように成功を収めると思います。

およそ20年前にこのデザインを、そしてホテルを立ち上げたサッポロビール、そしてベント セベリン(&アソシエイツ社)に敬意を表します。このヨーロッパ調のデザインは、お客様からもたいへん人気です。ユニークで、そしてモダンであることが評価を得ているのです。

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