米株式市場は中間選挙後、再び荒れるのか 11月6日が終わればトランプ大統領は守勢に

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ここから先はいつもの競馬コーナーだ。今週末は牝馬3冠の最終戦、秋華賞(14日、京都11R・芝2000m)が行われる。

このレース、アーモンドアイが予定通り3冠馬になるかどうかを見届けるレースと言えよう。とにかく桜花賞もオークスも強い勝ち方であった。そして鞍上は信頼度抜群のクリストフ・ルメール騎手。オークスからのぶっつけ本番は不安だとか、ソウルスターリングのような早熟馬かもしれないとか、その手の声に耳を貸すべきではない。

相手としては、「ステゴ・オルフェーヴル産駒フリーク」である筆者としては、2番人気のラッキーライラックが気になるのだが、そういう私情を挟むとろくなことがないので、夏場に急成長したミッキーチャームとプリモシーンを挙げておこう。

とはいえ、この週末は基本、買うよりも黙って見る競馬。彼女が牝馬3冠となったその後で、ジェンティルドンナのように牡馬を蹴散らす強さなのか、それともアパパネやスティルインラブのような牝馬としての強さなのかを、括目して見極めたいところである。

かんべえ(吉崎 達彦) 双日総合研究所チーフエコノミスト

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Kanbee

吉崎達彦/1960年富山県生まれ。双日総合研究所チーフエコノミスト。かんべえの名前で親しまれるエコノミストで、米国などを中心とする国際問題研究家でもある。一橋大学卒業後、日商岩井入社。米国ブルッキングス研究所客員研究員や、経済同友会代表幹事秘書・調査役などを経て2004年から現職。日銀第28代総裁の速水優氏の懐刀だったことは知る人ぞ知る事実。エコノミストとして活躍するかたわら、テレビ、ラジオのコメンテーターとしてわかりやすい解説には定評がある。また同氏のブログ「溜池通信」は連載500回を超え、米国や国際政治ウォッチャー、株式ストラテジストなども注目する人気サイト。著書に『溜池通信 いかにもこれが経済』(日本経済新聞出版社)、『アメリカの論理』(新潮新書)など多数。競馬での馬券戦略は、大枚をはたかず、本命から中穴を狙うのが基本。的中率はなかなかのもの。

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