一流で活躍し続けるための「二つの武器」

現役29年間、工藤公康の“結果を残し続ける力”

今年も、多くの選手がユニフォームを脱いだ。宮本慎也選手(ヤクルト)、山崎武司選手(中日)など、長く現役を続けて自らの意思で「引退」を決意する一方、プロ野球の世界は平均在籍期間10年弱で、多くの選手は6~7年でユニフォームを脱がざるをえなくなる厳しい世界。今年も10日、22日と12球団合同トライアウトが行われ、チームと契約を結べなかった選手たちが「現役続行」を目指している。
プロ野球224勝142敗3セーブを挙げ、18歳から47歳まで実働29年間という長い現役生活を送ってきた工藤公康氏に、最新著『「10年先の自分」をつくる』(KADOKAWA中経出版)の中から、これから10年以上、結果を残し続ける人になるために必要なことについて語っていただく。
写真:日刊スポーツ/アフロ

第一回目 「なぜ工藤公康は224勝を挙げられたのか」はこちら

1シーズンなら誰でも活躍できる

長く結果を出し続ける人がいます。プロ野球の世界にも、山本昌選手(中日)や谷繁元信選手(中日)、今年、引退を発表した宮本慎也選手(ヤクルト)や山崎武司選手(中日)など、40歳を過ぎても1軍で活躍する選手がいます。平均在籍期間が10年弱の世界で、トッププレーヤーとして活躍を続ける彼らは、極めて異例の存在だと言えます。

40歳まで現役生活を続けられる人は、どこが違うのでしょうか――。

実は、プロ野球で1~2年の短期間、結果を出すことは、それほど難しいことではありません。プロのスカウトから、素質を認められて入団してくる選手たちですから、ケガや故障などのアクシデントがなければ可能でしょう。

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