10月米ADP民間雇用者数は予想下回る

政府機関閉鎖の影響示唆

10月30日、ADPとムーディーズ・アナリティクスが発表した10月の全米雇用報告によると、民間部門雇用者数は13万人増加した。写真はニューヨークの就職フェア会場で6月撮影(2013年 ロイター/Lucas Jackson)

[ワシントン/ニューヨーク 30日 ロイター] -企業向け給与計算サービスのオートマチック・データ・プロセッシング(ADP)とムーディーズ・アナリティクスが30日発表した10月の全米雇用報告によると、民間部門雇用者数は13万人増加した。伸びは4カ月連続で鈍化し、10月は4月以来の小幅増となった。

ロイターがまとめた市場予想は15万人増だった。

9月分は当初の16万6000人増から14万5000人増に下方修正された。

今回の報告は、16日間に及んだ政府機関の一部閉鎖が、緩慢なペースで回復を続けている労働市場への重しとなったことを示唆した。

イートン・バンス・インベストメント・マネジャーズのグローバル・インカム・グループの共同ディレクター、エリック・スタイン氏は「ADPは予想を下回った。最近発表された一連のさえない雇用関連指標と一致する内容になった」と述べた。

ムーディーズ・アナリティクスの首席エコノミスト、マーク・ザンディ氏は「労働市場が失速したことは確かだが、勢いが完全に絶たれたわけではない」と述べた。

11月8日に発表される10月の米雇用統計については、非農業部門雇用者数が約10万人の増加にとどまる可能性があるとの見通しを示した。

失業率についても、現在の7.2%から7.4%近辺に悪化する恐れがあるとした。

ロイターがまとめた市場予想では、非農業部門雇用者数が13万人増、失業率が7.3%となっている。

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