「みずほ問題、調査結果ふまえ対処」

麻生金融相、金融機関検査の質的向上に言及

10月22日、麻生財務相兼金融担当相は、みずほフィナンシャルグループ傘下のみずほ銀行が暴力団関係者への融資を放置していた問題に関連し、追加調査結果をふまえ対処する、と述べた。都内で6月撮影(2013年 ロイター/Issei Kato)

[東京 22日 ロイター] - 麻生太郎財務相兼金融担当相は22日閣議後の会見で、みずほフィナンシャルグループ <8411.T> 傘下のみずほ銀行が暴力団関係者への融資を放置していた問題に関連し、「個別金融機関の検査内容についてはコメントしない」とした上で、追加調査結果をふまえ対処する、と述べた。

また、金融機関への検査の質的向上につとめる方針を示した。

みずほ銀行は、信販会社の提携ローンを通じた暴力団組員らへの融資を放置していたとして、9月27日に金融庁から業務改善命令を受けた。その後、融資情報が担当役員止まりになっていたとした当初の報告内容を一転、当時の頭取も把握していたことを明らかにし、金融庁から追加報告するよう命令を受けた。追加報告の期限は28日。昨日の衆院予算委員会では、金融庁の検査体制が問題視されたほか、佐藤康博みずほ銀頭取の参考人招致要請が出るなど、波紋が広がっている。

金融庁検査のあり方について麻生金融相は「個別金融機関の検査内容についてはコメントしない」としたうえで、「みずほ銀の説明と異なる事実が判明している。さらに検証を行うべきだったとの批判は承知している」と指摘。みずほ銀に対しては「調査結果など踏まえ適切に対応していく」と語った。

(吉川裕子)

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