女性が男性より優れる「4つの能力」 会話、辛抱、やる気、色彩

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3.やる気を与える

比喩だと思いますが、女性は相手の顔の43カ所の筋肉の動きを区別できます。

顔に43カ所も筋肉があったのか!? と思ってしまいましたが、要はささいな信号を区別できるので、相手にやる気がなければ、会話をしながらやる気を相手に与えることができます。特に少数精鋭で運営している事業では、絶大な影響力を持つ能力です。周りにやる気を与え、相手の状況に応じて会話ができるので、コミュニティリーダーでもその能力を発揮できます。

4.色彩に優れている

男性は赤、青、緑という3原色で世界を見るのに対して、女性は4つの基本色で世界を見ています(『友達の数は何人?』 ロビン・ダンバー)。

微妙な色調を区別できるので、女性は男性よりも豊かな色彩世界に生きています。私の前の記事でも取り上げましたが、広告/製品開発など、微妙な色彩が重要になる“マーケティングに女性が多い”のも納得できます。ちなみにこの能力を応用しているのが、男性のウソを見破ることです。相手の顔色の微妙な変化を区別できるこの驚異的な能力に、男性は何度も悩まされてきたはずです。

瀬戸 和信 SONOS JAPAN 日本代表/ギャラップ認定ストレングスコーチ

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せと かずのぶ / Kazunobu Seto

日本人の新しい習慣を創出する業務に携わる。Microsoftでは「Surface」の日本初代製品責任者として“新しいパソコンの使い方”を、Fitbitでは日本事業立ち上げメンバーとして“腕時計で健康増進するという習慣”を日本で広めてきた。2018年より現職に就き、日本での音楽の新しいライフスタイル提案に力を注ぐ。著書に「NewsPicks」の人気連載を書籍化した『クリエイティブ思考の邪魔リスト』と『「自分」を殺すな、武器にしろ』(いずれも朝日新聞出版)がある。

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