米ツイッター、NY証取11月15日上場へ 直近の第3四半期売上高は倍増
[サンフランシスコ/ニューヨーク 15日 ロイター] - 米短文投稿サイト運営大手ツイッター
ハイテク企業が多く上場しているナスダックにとって打撃となる。
資料によると、ツイッターの第3・四半期(9月30日終了)の売上高は、ほぼ倍増の1億6860万ドル。一方で最終損失は6460万ドルと、赤字幅が前年同期の2160万ドルから拡大した。
第3・四半期の月間アクティブユーザー数は平均で39%増の2億3170万人。同社が10月3日にIPO申請について明らかにした時点の約2億1800万人から増加した。
最終損失は、セールス・マーケティング支出が158%増加したことなどが背景。ツイッターは広告プラットフォームの推進に向け世界で営業チームを拡大している。セールス・マーケティング支出は6120万ドルと、前年同期の2370万ドルから増加した。
携帯端末からのアクセスによる売上高への寄与度が増しており、第3・四半期は広告収入の70%以上が携帯電話とタブレット端末からだった。前期はこれらの割合が65%だった。
NYSEの上場部門責任者、スコット・カトラー氏は、ツイッターがNYSEへの上場を決めたことについて「NYSEにとって決定的な勝利だ。ツイッターがNYSEのプラットフォームに信頼を寄せていることをうれしく思う」と語った。
ツイッターは今後数週間以内に投資家への説明会を開始する見通し。
CNBCによると、ツイッターのIPOの日程は流動的なものの、11月14日に公開価格が設定され、15日に株式上場が予定されているという。