サークルKサンクスが14日にパスタのプライベートブランド発売 パン、スイーツに次ぐ柱に

サークルKサンクスが14日にパスタのプライベートブランド発売 パン、スイーツに次ぐ柱に

コンビニエンスストア4位のサークルKサンクスは、パスタの新ブランド「ルベッタ」を10月14日から全店で10アイテム(翌週に3アイテム追加)販売する。同社が独自ブランドを立ち上げるのは、PBパンの「おいしいパン生活」、デザートの「シェリエ・ドルチェ」に次いで3つ目だ。「シェリエ・ドルチェ」は前年同月比50%の伸びを記録するなど好調だ。業界他社も独自ブランドを販売する動きが加速しており、ローソンは「おにぎり屋」、ファミリーマートは「三つ星パスタ」が、すでに主力ブランドに成長している。

「ルベッタ」は、定番のカルボナーラやミートソースの他、女性の支持が高い和風パスタをラインナップした。細めの麺や生パスタなど、商品によって麺を使い分ける。一部のプレミアム商品は、イタリアでシェア1位を誇るバリラ社のパスタを使用するなど、材料もこだわり抜いた。小麦価格の高騰はソースの年間契約など、コスト減で吸収し、従来の350~495円の価格帯を維持した。

ターゲットは「食事時間を大切にする男性とそのパートナー」。あえて世代を限定せず、カテゴリー全体の品ぞろえで需要取り込みを図る。現在、パスタの売り上げは1日1店当たり4200円だが、ルベッタ投入で40%増の6200円を目指す。

開発を担当した商品本部の野口裕二氏は「素材の選定に加え、各工場の品質管理に苦労した。毎週全国13工場の試食を続けるなど、ブランド構築には約1年を要した」と話す。

サークルKサンクスによると、外食不況の中でも、イタリア料理専門店は売り上げを伸ばしており、海外からのパスタ輸入量も増加しているという。さらに、弁当などを買って持ち帰る中食や、家庭で食材を料理する内食志向が高まっている。中食パスタ市場はコンビニが圧倒的シェアを誇るため、成長余地は大きいと判断したようだ。

中村元彦サークルKサンクス社長は「ルベッタは今期最も注力する取り組み。広告宣伝でカテゴリー全体を後押しし、サークルKといえばデザートとパスタ、というレベルまで引き上げたい」と意気込んでいる。
(田邊 佳介 =東洋経済オンライン)

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