ザギトワとメドベージェワ、お互いに祝福 金と銀の点差は僅かだった

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 2月23日、平昌冬季五輪、フィギュアスケート女子シングルではアリーナ・ザギトワ(右)が金メダル、エフゲニア・メドベージェワ(左)が銀メダルを獲得し、お互いに祝福し合った(2018年 ロイター/Damir Sagolj)

[江陵市(韓国) 23日 ロイター] - 平昌冬季五輪、フィギュアスケート女子シングルでは個人資格の「ロシアからの五輪選手(OAR)」として出場した15歳のアリーナ・ザギトワが、OARとして今大会初の金メダルを獲得した。同じくOARのエフゲニア・メドベージェワが僅差の銀メダルだった。

赤いバレエ風のコスチュームを身にまとったザギトワは、フリーでバレエ「ドン・キホーテ」の曲に乗せて合計7本の3回転ジャンプを次々と成功させ156.65点をマーク。ショートプログラム(SP)との合計で239.57点をたたき出した。

映画「アンナ・カレーニナ」の曲に乗せて完成度の高い演技を披露したメドベージェワはフリーでザギトワと同じ156.65点を記録したが、合計238.26点で及ばなかった。

同じコーチのもとで練習する2人は競技後、お互いに祝福し合った。 

ザギトワは「チームのためにメダルを獲得できてとても幸せ」とコメント。「これはまだ始まりであり、まだこの先にすべてがある」と今後の競技生活に一層の意欲を示した。

メドベージェワはスコアが発表された時こそ落胆の表情を見せたが、その後は満足のいく演技ができたと述べ、「五輪に一切後悔を残すことなく競技を終えられた。これからも氷上ですべての力を出し切りたい」と語った。

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