氷点下40度をミニスカで歩くと何が起こるか タイツを着用していたとしても悲惨なことに

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今回、写真を発表したのは女子大生が治療を受けた病院の医師。女子大生の脚は極端な低温にさらされ、皮膚や他の組織が傷付き凍傷を起こしており、世間へ注意を呼び掛けている。

デイリー・パキスタンが報じるところによると、女子大生は両腿の凍傷を治療していたと病院の広報ネチズン・ザンボラット・マミシェフが認めている。女性大生はすでに帰宅が許可されたが、今後も包帯交換のために通院する必要があるという。

タイツは着用していたけれど…

メトロ紙によると、女子大生はタイツを穿いていたそうだが、マイナス40度の冷気にとってはタイツがあろうがなかろうが問題ではないだろう。マミシェフ曰く「女子大生が生きているのは神に感謝する」レベルだ。「今後は朝、服を選ぶときに凍傷のリスクについて考えられるはずだ」

カザフスタンと国境を接するキルギスでは寒波の犠牲者も報告されている。キルギスのニュースサイト「AKIpress」によると、首都ビシュケクでは1日のうちに13人が凍傷で病院を訪れ、2人が死亡。国立外科センターの救急外来に1晩で寄せられた電話の12件が凍傷に関する相談だったという。

冬場のおしゃれは寒さとの戦いとは言うものだが、代償はあまりにも大きい。戦いを挑む敵は選ぶのが賢明だ。

「ニューズウィーク日本版」ウェブ編集部

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