これからの学習は「親も学ぶ」姿勢が必要 「教育ママ」政井マヤさんと考える

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 教えてあげるというよりは、子どもに寄り添いながら、一緒に考えていく関わり方が大事になってきていると思います。

政井 子どもたちもお稽古事や学校の行事などで忙しい中、長時間かけて、だらだらと勉強するのではなく、質の高い時間をどのように作ってあげればいいのか。できるかぎり効率的に勉強できるようにさせたいと考えています。

最新のZ会の教材は、親も考えさせえられるものとなっている

Z会の小学生コースは「考える力」を養える

 ただ、時間をかけて勉強すればいいというわけでありません。Z会の教材は、成長段階に応じて、無理なく考える力が身につけられるカリキュラムで、分量も必要な量に絞ったものになっています。子どもたちが自分のスケジュールに合わせて勉強することで、自然と力が身につくように設計されているんです。小学1~2年生の低学年向けでは、15分でしっかり考え、取り組めるような問題を提供しています。短い時間の中でも、濃い学習ができるようになっています。たとえば、算数では論理的な思考力を養えるように、ストーリーを読んでパズルのような問いかけをするといった、教科書と違う切り口で、プラスαの学力が身につけられる教材になっています。さらに、Z会のオリジナル教科として「経験学習」というものがあります。かしわ餅をつくったり、季節の行事について勉強したり、親と子どもがともに体験を通して学ぶことで、生きる力が身につけられるような教材も提供しているんです。高学年向けの教材では、問題文と資料を組み合わせて内容を読み取る問題などで、論理力や記述力を習得できるようになっています。小学生の段階から新しい大学入試に必要とされる、思考力や表現力を身につけられるんです。

政井 私も学生時代にZ会をやっていたのですが、お話を聞くと、今の教材は非常に進化しているんですね。大学入試が変わるといっても、まだ先の話だと思って、正直、実感できませんでした。でも、この教材を見ると、入試のためだけでなく、子どもに身につけてほしい学力を伸ばしてくれそうなものばかりで、まさに”生きる力”が求められているんだと強く感じました。

 小学生のうちから考える力を中心とした総合的な学力をつけることで、中学、高校に進学しても、学習がしやすくなると考えています。Z会では、昔から良問にこだわった教材づくりをしており、考える力が身につけやすくなっています。また、小学生向けコースでは、担任の指導者が学習のモチベーションを向上させたり、間違えたときには考え方のポイントが理解できるよう1年を通して指導を行っています。

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