AI・IoT時代の「クラウド」活用

Digital evolution conference 2017

企業が膨大な情報資産を有効活用するためにクラウドベースのAI・IoT技術が注目されている。
11月28日、その先進事例や未来予想図を探るセミナー「AI・IoT時代のビジネス基盤、成長エンジンとしての『クラウド』活用」が東京・港区で開催された。
主催:東洋経済新報社
特別協賛:日本アイ・ビー・エム

オープニング
Digital Evolutions

​インプレス 編集主幹
田口 潤

インプレス編集主幹の田口潤氏は、世界的にAI、IoT、クラウド活用によるデジタル変革が進行していると指摘し、日本企業のチャレンジを促した。

日本のITが、今本当にしなければならないこと

日本アイ・ビー・エム
取締役専務執行役員
IBMクラウド事業 本部長
三澤 智光

では、どこからデジタル変革に取り組むべきか。実態は、企業内にある蓄積情報の80%が非活用といわれる。三澤智光氏は「企業の持つ膨大なデータが、人間の能力を超えたAIの活用で知的資源に変わる」と提起。企業向けAIは「社内用語や特定領域の専門知識を学習し続けることができ、既存システムと柔軟な連携を図れる面でも、AI『IBMワトソン』は有効だ」と強調した。

LIXILが考える、住まいにおけるIoT

LIXILグループ
執行役専務技術担当
LIXIL 取締役専務役員
CSO Technology Research本部 本部長
二瓶 亮

具体的なデジタル変革のチャレンジも始まっている。二瓶亮氏は、住宅ニーズが変わるなか「家庭内の器具などの使用パターンや周囲環境をIoT、AIで分析し、省エネや見守り、自律的な暮らしのサポートまで役立てられる」と非ITメーカーの取り組みを紹介。データ分析の成否を分ける、適切な評価基準の設定についても「当社は『何が暮らしやすさか』『どう制御するか』のノウハウを蓄積している」と自信を示した。

インタラクティブトーク

2氏の講演を受け、田口氏は「LIXIL同様にITと異業種の融合が進んでいく」と展望。二瓶氏は「テクノロジーの進展が商品を変えつつある時代にある」と応じ、三澤氏は「デジタル変革を通して商品・サービスに付加価値を加えたいと考える企業は多い」とビジネス現場の動向を話した。

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