「子どもをほめる」ことは"仕組み化"できる

「いい習慣」はこうやって定着させる

ほめるにしても注意するにしても「即時」が大事です(写真 : EKAKI / PIXTA)

新しい年を迎えると、誰でも「今年こそは」という気持ちになります。それは大人も子どもも同じで、「今年は○○をがんばる」という新年の決意をした人は多いと思います。

決意をするものの続かない現実をどうするか

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たとえば、運動を毎日する、読書を毎日する、日記を毎日つける、夕食後5分間片づけタイムを取る、などです。子どもなら、お手伝いをする、寝る前に明日の仕度をする、などもあるでしょう。でも、悲しいかな、ほとんどの場合それが続かないのが現実です。それもまた大人も子どもも同じです。

長年小学校の教員をしてきた筆者から見て、特に子どもの場合は続かないことが多いです。なぜなら、大人のように自ら必要性を感じて内面的モチベーションによって決意するのではなく、親に言われて決意することがほとんどだからです。そこで大事になってくるのが親の上手な声かけと見届けです。これが続けば子どもも続けることができます。これが続かなくなると子どもも続けられなくなります。

たとえば、親子で相談して、子どものお手伝いとして「毎朝6時40分に玄関掃除をする」と決めたとします。初めは子どもも張り切ってがんばりますし、親もちゃんとほめます。ところが、しばらくすると、子どもは忘れたり、あるいは覚えていてもサボったりするようになります。同じように、親のほうも声かけや見届けを忘れ始めます。

やがて親子共々すっかり忘れたまま何日か過ぎ、ある日突然親のほうが先に思い出して、「決めたことをやってないじゃないか! ちゃんとやらなきゃダメでしょ」と叱ることになります。こういう失敗パターンがほとんどです。実は親も忘れていたのですが、自分のことは平気で棚に上げてしまいます。なんと不公平なのでしょうか。

子どもにとって、自分は継続できたということ自体がとてつもなく大きな自信になります。ですから、もし子どもに新年の決意をさせる場合、親には、それが絶対に継続できるよう声かけと見届けでサポートし続ける責任が生じます。

その責任を引き受けないまま、先ほどの失敗パターンのようにさせてしまうなら、そもそも決意などさせないほうがマシです。親が声かけと見届けを継続する決意をしないまま、子どもに新年の決意をさせるなら、それはわざわざ叱るネタを増やして、子どもに自信をなくさせるための落とし穴を掘っているようなものです。

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